当院では細径内視鏡を使用しているため、嘔吐感が少ない鼻からの検査が可能で推奨しています。細径内視鏡の質も向上しており、「基本的にどの内視鏡を使用しても病変の発見率には差は認めません。」と日本消化器内視鏡学会のホームページ(経口内視鏡と経鼻内視鏡の違いは何ですか? | 日本消化器内視鏡学会)に記載されています。
※鼻からの検査に抵抗がある方は口からの検査も可能ですのでご相談下さい。
<経口と経鼻の違い>
| 経口(口から) | 経鼻(鼻から) | |
|---|---|---|
| 嘔吐感 挿入時のつらさ 息苦しさ | 強い 気になる 気になる | ほとんど無い あまり気にならない あまり気にならない |
| 心拍数 血圧 心筋酸素消費量 酸素飽和度 | 増加する やや増加する 増加 わずかに低下 | わずかに増加 あまり変わらない 変わらない 変わらない |
| 検査中の会話 組織採取(生検) 大きな病巣の切除 | できない できる できる | できる できる できない(原則) |
ご希望時は使用可能です。基本的には当院では細径内視鏡を経鼻から挿入する場合は鎮静剤を使用せずに検査することを推奨しています。
鎮静剤のよい点と悪い点に関しては日本消化器内視鏡学会のホームページ内視鏡検査で鎮静薬を使用することのよい点と悪い点は何ですか? | 日本消化器内視鏡学会に記載されています。
<鎮静薬のよい点と悪い点>
| よい点 | 悪い点 |
|---|---|
|
|
胃カメラの検査自体は5~10分(組織生検をする際は15分)程です。院内滞在時間は1時間程です。
※鎮静剤(麻酔)を使用した場合は1時間の安静が追加で必要となります。
鎮静剤(麻酔)を使用する可能性がある場合には、お車をご自身の運転でご来院ができません。
鎮静剤を併用した場合、当日中の車の運転ができないためご注意ください。
※鎮静剤を使用しない場合は車の運転可能です。
血液をサラサラにする薬、血糖値を下げる薬については、休薬が必要です。
それ以外のお薬については、基本的に通常通り飲んでいただきます。
検査前に服用中のお薬の種類を確認しておく必要がありますので、お薬手帳、またはお薬そのものをお持ちください。
はい。当院では胃カメラ検査と同日に検査をする事ができます。
ピロリ菌陽性の際は除菌治療や除菌後判定も可能です。
はい、可能です。検査後に食事可能となるお時間をご案内いたします。
検査予約状況次第では、当日でも対応できることがあります。
ただし朝食は抜いていること(水、お茶の水分摂取程度は可)であることが必要です。
一度クリニックに電話確認をお願いします。
はい、対応しております。(詳細はこちら胃がん検診|鹿児島市をご覧ください。)