お腹に小さな穴(瘻孔)をあけ、チューブを通して直接胃に栄養を注入する医療処置のことです。
口から食事のとれない方や食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方が主な対象で、以下のメリットがあります。
・栄養や内服薬の安定した投与が可能
・鼻や喉にチューブがないため、不快感や違和感など身体への負担が少ない
・静脈栄養(点滴による栄養補給)と比べ感染リスクが少ない
・経口摂取の訓練や入浴も可能
横からみた胃ろう


胃ろうは異物であるため定期的な交換が必要です。
胃ろうにはバルーン型とバンパー型がありますがいずれのタイプも交換・変更が可能です。
(バルーン型は1-2ヶ月毎、バンパー型は4-6ヶ月毎に交換が望ましいです。)
バンパー型の交換は基本的に胃カメラで確認しながら安全に行います。
※胃ろう造設は行っておりません。